2018年2月23日金曜日

ドクターに言われた・・・ 後編

昨日の記事の続きです
<前回のまとめ>
毎年受診している人間ドック。40を過ぎたあたりから、いろいろ検査結果に不備が多くなってきた中年ニコライ氏。その人間ドックを受けた病院から「検査結果について伝えたいことがある」と呼び出しを受け、一体なんであろうとドキドキしながら病院へ向かう中年ニコライ氏。そして診察室でドクターから告げられた、思いもよらぬ性病罹患疑惑。さてその真相は、、、

お医者さま
「簡易検査で陽性だったので、より正確に判定できる検査に回したところ、そちらは陰性でした。だから、十中八九、大丈夫です。」
(十中八九て、、、高いのか低いのか分からん)
「十中八九というのは、その正確に判定できる検査法の方は、簡易検査に比べ罹患してから反応が出るまで時間がかかるためです。もし、気になるようでしたら、しばらくしてから、お近くの病院で再度検査を受けてみてください。人間ドックで陽性反応が出たということであれば、健康保険もききますから。」
「あの、梅毒って、、、性交渉以外でかかる可能性があるのでしょうか?そのう、、、あまり心あたりが無いのですが、、、」これは、今思い返すとちょっと恥ずかしい、部屋に看護婦さんがいたための必死の弁明でした。
「性交渉以外では罹患しないですね。感染拡大を防ぐ為、このことは、パートナーの方にも伝えておいてくださいね。」
(パートナーて、、、)
「デリケートな問題で、ドックの検査結果表書くとトラブルになることもあるので、今日は来ていただきました。」
(自分もこれだけビックリしたんだから、郵送で検査結果が届いて、ウチの奥さんがこの結果だけ見たら、確かに目ん玉飛び出るだろうな、、、)
「まあ、最近は治療法も進んでいるので、病院に行くのは自覚症状が出てからで構わないと思います」
「自覚症状ってどんなのですか?」(たしか梅毒って鼻がもげるんじゃなかったっけ)
「血行が悪くなり、手足が白くなり、身体が動きにくくなってきます。ちょっと足を診てみましょうか。」
ズボンをめくる私。
「おや、白いですね」
(もともと、色白なんじゃ~い)
お医者さんが私の足を触り「あったかい。大丈夫ですね。」

病院を出て、しばし呆然。この、私が、性病罹患疑惑だって。しかも梅毒って、いつの時代だよ。
そしてスマホで梅毒について検索しまくりました。
最近また、梅毒の罹患者が増えているというニュースを見たり、「自覚症状」は分かりにくいから気をつけろ、というお医者さんの話とは違う記事をみて怖くなったり。検査法にはSTS法とTP抗原法があり、自分はSTS法で陽性、TP抗原法で陰性だったのだな、と普通に生きてたら出会わないだろう知識を身に付けたりしました。

そして家に帰り、恐る恐る奥さんに顛末を伝えたところ、、、奥さん爆笑。
ホッとしつつ、自分、信頼されてるなあ、、、いや、単に自分の行動が見透かされているだけなのだろうな、なんてことを思いました。

そして今日に至るまで、おかげさまで鼻がもげたりもせず、元気に生きておりまーす。

そうそう、鼻もげる、と言えば自分、もともと鼻がないみたいな鼻ぺちゃではありますが、、、
顔の美醜についても、日頃色々考えているくだらないことをこのブログに書きたいけれど、長くなりそうなのでまたいつか。
長文失礼いたしました。

(終わり)

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